前回の記事では株投資を始めたときのことを書きました(前回のブログ記事「株式投資の開始」はこちら)。最初に買った株銘柄は仕手株だったわけですが、これがいきなりの失敗です。
仕手株サイトで予想していた時期になってもそれらの銘柄の株価は一向に上がらず、ほとんど値動きがないまましばらく推移しました。その仕手株サイトで毎日のように「仕手筋の都合で仕掛ける時期が変更になった」、「もうそろそれ来ますよ!」などと言っていたことを鵜呑みにしてそのまま買った株をホールドしていたのです。
そして2006年の1月半ばからだんだん株価は値下がりを始めます。かなり不安になりましたが「ここは押し目狙いで株を買い増ししよう」と考えさらに仕手株を買い増して行きました。最初の買いを含めると300万円近い投資です。
1月後半から2月頭に掛けて買った仕手株銘柄の株価は回復していきました。「やっと来たか」と安心したのもつかの間、あのライブドア事件で株価は一気に急落です。結局、2月後半に株価が平均買値の60%まで下がったところで我慢できずにそれらの株銘柄のほとんどは処分しました。約100万円の損失を出しました。
それらの株銘柄の中には最終的には私が買ったときの1/3程度の株価まで下がったものもあったので売って正解だったわけですが、仕手株では無く業績がしっかりした会社の株を買っていればここまでの損は出なかったでしょう。結局残りの仕手株銘柄も3月中に処分し、ライブドア事件がらみでの株取引の損失はトータルで150万円近くに達しました。はっきり言って痛いです。次回はここまでの一連の株取引の総括を行います。