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FX取引で最初にわかったこと(スプレッドに苛つく)

 前回のブログ記事ではFX取引口座を開設したところまでお話ししました(前回のブログ記事「FXに挑戦開始」はこちら)。今回からの記事では実際にFX取引を始めて知ったこと、感じたことをお話したいと思います。

まずFX取引を始めてわかったのは取引手数料が無料である理由です。FXの場合、株の売買と違って通貨の買値と売値に常に差が付けられています。スプレッドというやつです。

株の場合は売りと買いが折り合った1つの値段で売買されるのですが、FXではこの折り合った値段±数銭の2つの値段があります。高い方の値段が買うときの値段、低い方の値段が売るときの値段です。

この買いと売りの値段に差があるため、FXでは買いポジションを持った瞬間(あるいは売りポジションを持った瞬間)に2つの値段の差分だけ損を抱えた状態になります。結局、この差分がFX業者の取り分となっているわけです。

スプレッドはドル円の取引の場合、FX業者にもよりますが大体3〜4銭です。これが大きいか小さいかですが、比較的長期のFXトレードで数円の値幅を取る場合はほとんど誤差のようなものですが、FXのデイトレードの場合は10銭程度の小さい値幅で何回も細かく利益を取っていくので、取引1回当たり儲けの30%前後もスプレッドに取られてしまうということになります。

逆に損をするときは30%増しになるという感じです。これは結構大きいです。FXでデイトレードをする人は大勢いますし、デイトレードする人は1日に何回も売買を繰り返すので、FX業者としては別途手数料を設定しなくても十分儲かるということです。

FXでトレードするときは少なくともスプレッド以上の値動きがないと利益が出ないわけですが、値動きがスプレッド程度の値幅で細かい動きを何10分も続けるとトレードしていて非常に苛つきます。これがFX取引で最初にわかったこと、感じたことです。次回の記事ではFXの面白さについてお話しようと思います。





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