前回の記事ではライブドアショック後の株取引の動きについて書きました(前回のブログ記事「株投資の次のステップへ」はこちら)。4/28に株を買ってゴールデンウィークが終わったあたりから日経平均株価の動きが怪しくなります。ずるずる株価の下落が始まったのです。いわゆる世界同時株安の始まりです。
この時点ではまだ多くの証券アナリストたちは「株価は調整に入っただけですぐにまた上昇に向かう」と言っていました。取りあえずその言葉を信じて持ち株をホールドしていたのですが株価の下落が止まりません。
そして、5月後半に入って日経平均株価が16000円を割ってから、次第にアナリストたちの言葉が弱気になっていきます。「株価は下がっても15500円までかな」、そして15500円を割ると「15000円が日経平均株価の底でしょう」、さらに6/8に15000円を割り込むと「13500円まで日経平均株価が下がるかも」です。
結局6/14の安値14045円から日経平均はリバウンドに突入したわけですが、ゴールデンウィークからリバウンドするまでの間はアナリストの言葉を信じて「株価はそろそろ戻す」という期待からロスカットできませんでした。
前回の株取引の失敗であれだけ損をしたのにその教訓を活かせなかったのです。その後、日経平均株価は持ち直し9/5の高値で16400円まで戻して今は16000円前後で一進一退です。
このとき買った株銘柄は今もホールドしています。まあ1回目の失敗の時に比べれば、東証1部の普通の株銘柄ですので6/14の安値時点でも含み損は買値の30%弱で、その後買値の90%位には戻しているので精神的なショックはあまりありませんが、下落中は「またライブドアショックのときと同じだ」と不安で食欲を無くすような状態になっていました。
取りあえず今は落ち着いて株価を見れますけどね。この2回目の株取引の失敗(と決まったわけではないけど)ではまた考えさせられました。次回の記事ではこの失敗の総括を行います。